Ext4

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Ext4は、Extシリーズの第4世代拡張ファイルシステムであり、ext3に対して後方互換性を持っています。2008年にExt4の安定版が正式にリリースされ、現在ではほとんどのLinuxディストリビューションのデフォルトファイルシステムとなっています。

このファイルシステムは、Ext3に比べてストレージサイズが大きく進化しています。標準の4Kブロックサイズで、最大1EBのボリュームサイズと最大16TBのシングルファイルサイズをサポートしています。また、1つのディレクトリ内のサブディレクトリの数にも制限がありません。そのため、Ext4ファイルシステムは、非常に大きなストレージデバイスを保有している人にとって理想的な選択肢と言えます。

Ext4には、エクステント、永続的な事前割り当て、遅延割り当て、ジャーナルチェックサムなどの多くの新しい高度な機能が付属しています。 たとえば、遅延割り当てテクノロジにより、データをタイムリーにディスクにフラッシュできるようになります。これにより、サイズの大きいファイルを処理する際のパフォーマンスが向上し、ディスクの断片化が減少します。

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