WSL2

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WSL(Windows Subsystem for Linux)は、Windows10・11に搭載されているLinuxの実行環境です。WSLを使うことによって、Windows上でLinuxを利用できるようになります。Linuxの開発環境・学習環境を構築するために、別のPCを用意する必要はありません。これまで通りWindowsを使いながら、1つのアプリのようにLinux環境を操作可能です。

WSL1では「LXCore」を使い、Linuxを動作させていました。しかし、この仕組みがLinuxとしては不完全で、WSL1で動作するLinuxには制限があったのです。
一方のWSL2ではLinuxカーネルが搭載されたことで、Linuxとの互換性が格段に高まりました。原理的には、WSL2上で「完全なLinux」が動作します。Linuxカーネルの搭載により、WSL1には対応していなかった「Docker」「FUSE」などもWSL2では使えるようになりました。

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